個別財務諸表と連結財務諸表について

[要点整理]

 

・個別財務諸表というのは、会社ごとの財務諸表のことです。
・連結財務諸表というのは、複数の会社によって構成される企業集団の財務諸表のことです。

 

個別財務諸表とはどのようなもの?

 

個別財務諸表は、法律によって、独立した会社ごとの経営成績などを開示することを目的に作成されるもので、すべての株式会社が作成しなければならないものです。ただし、ここでいう法律というのは商法と証券取引法をいうのですが、この2つの法律では、財務諸表の構成が異なっています。

 

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商法では、貸借対照表、損益計算書、利益処分計算書だけなのですが、証券取引法ではその構成に、キャッシュフロー計算書が含まれます。これは、商法が、すべての株式会社を規制しているのに対して、証券取引法は、株式会社のなかでも上場会社のみを規制しているからです。

 

 

連結財務諸表とはどのようなもの?

 

日本ではまだあまりなじみがないかもしれませんが、欧米では、財務諸表といったら連結財務諸表のことを指すくらいメジャーなものです。

 

この連結財務諸表というのは、親会社と子会社など、複数の企業によって構成されている企業集団の財務諸表のことで、証券取引法が適用される上場企業などでその作成が義務づけられています。

 

連結財務諸表は、企業集団のトップである親会社と、それに支配されている子会社で構成される企業集団全体の経営成績等を明らかにするのがその目的となっています。

 

これは、親会社と子会社とは、法律上は別会社ではありますが、その経済活動というのは、実際には一体であると考えられるので、その企業集団を一企業とみなして情報開示をした方が、より実体に即した情報開示を行えるというものです。

 

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