決算書の報告書としての役割

[要点整理]

 

決算書は、経営者や株主、税務署、金融機関、取引先、就職活動する学生など様々な利害関係者にとっての重要な資料になります。

 

経営者や株主の場合はどうなるの?

 

経営者の場合は、決算書をみることによって、会社が儲かっているのか、売上や収益性の高い部門はどこかとか、無駄な経費はないかなどを把握することによって、将来の経営に役立たせることができます。

 

また、会社の業績だけでなく、会社にお金がちゃんと入ってくるかとか、借金の返済は大丈夫だとか、もう少し借りておいた方がいいかとか、会社の資金繰りを考える上でも重要な資料になります。

 

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株主の場合は、決算書によって、今後株価が上がりそうな会社なのか、今後も株を持ち続けても大丈夫なのかといったことを判断します。

 

 

税務署の場合はどうなるの?

 

会社の法人税の申告というのは、損益計算書の利益をもとにして計算されています。なので、税務署はその内容が正しいかや、簿外資産(帳簿にのっていない資産のことです)はないかなどを決算書で判断します。

 

税務署の場合は、場合によっては、課税の公平のために税務調査によって正しい申告を促すことになります。

 

 

取引先の場合はどうなるの?

 

一般的に掛取引(信用取引)が行われていますので、取引先としては、この会社と掛けで取引しても大丈夫なのだろうかということを決算書を見て判断します。これも場合によっては、資金の回収期間を早めたり、一時的に現金取引に切り替えるなどの手段をとる場合もあるかもしれません。

 

 

金融機関の場合はどうなるの?

 

金融機関の場合は、決算書によって、会社にお金を貸す際に、その会社の返済能力(支払いができるのかどか)や、その会社がどのくらい儲かっているのかを読みとります。また、すでにお金を貸している場合には、返済条件が今のままでいいのかどうかということなども決算書によって判断します。

 

 

就職活動中の学生の場合はどうなるの?

 

就職活動中の学生の場合は、就職を考える際に、決算書から会社の資本金や年商などを知ることによって、自分が将来を委ねてもよい会社なのかどうかを判断したりするでしょう。

 

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