流動資産はここを読む

[要点整理]

 

・流動資産のうちでも特に需要なのは、「当座資産」です。
・運転資金のバランスがとれているかどうかは、当座資産と流動負債をみて判断します。

 

流動資産は

どこに注意して見たらいいの?

 

流動資産というのは、1年以内に現金化されるものでした。「流動」と「固定」に分けたことの一番のポイントは、早期に現金化されるかどうかであり、企業活動に使えるお金がどれだけあるのかを知ることでした。

 

ここで、流動資産を見てみると、たな卸資産などは、販売された後売掛金として計上され、その後、現金として回収されるものですので、即時換金性という観点からは問題があります。

 

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つまり、現金や預金などは、すぐに決済手段として利用できますが、商品の場合にはタイムラグが発生してしまうからです。

 

このように、決済手段として流動資産をみる場合には、即時決済手段として利用できる「当座資産」を見るようにします。そして、「当座資産」と「流動負債」を比較して、それが同じくらいであれば、その会社の支払能力は、当面大丈夫と判断してよいでしょう。

 

反対に、当座資産が、流動負債の半分くらいしかない会社の場合には、資金繰りに苦労しているのでは…と疑って見るようにしましょう。

 

 

具体的に「当座資産」とはどのようなもの?

 

当座資産は、流動資産の中で、即時決済手段として使えるものですので、現金、預金、有価証券、売掛金、受取手形などが該当します。定期預金や受取手形について即時決済手段として使えるの?と思われるかもしれません。

 

ですが、定期預金については、最近では、部分解約や総合口座を利用することですぐに現金化することができるようですし、また受取手形に関しては、銀行などで割引することで預金に変えるたり、裏書して支払いに充てることもできますので、当座資産に含めて問題ないと思われます。

 

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